あいかわらず長蛇の列です。 お正月とあって、お神酒もサービス。 |
お雑煮もありました。おせちもいろいろ。 |
腹ごしらえが済んだところで、でかけましょう。 |
Dデッキへ |
小笠原のバス路線図 バス通りは一本しかありません。 また、その路線も父島全土を網羅しているわけではなく、 基本的に島の西部側を通っているに過ぎません。 よって、このバス路線以外の場所へ行くには、 最寄のバス停からの徒歩ということになります。 バスの利用には一日乗車券がお得です。 \1,000-で一日乗り放題。 ちなみに、通常料金は村外住民の場合は\300-です。 一日乗車券はオプショナルツァーでも売っていましたが、 そこで買う必要はありません。 村営バスの営業所(前述のB-しっぷの横)でも買えますし、 実はバスの中でも買うことが出来ます。 さて、一日乗車券をゲット。 出かけることにしましょう。 |
まずは最初の目的地、中山峠をめざして、村役場前から乗車。 終点の小港海岸を目指します。 ちなみにバスは4つ目の清瀬交差点以後はフリー乗下車システムになっています。 バスを見かけたら手を上げれば拾ってくれるシステムです。 下車もバス停以外でも下ろしてくれます。 ポイントは乗車する時に目的地を運転手さんに伝えること。 そうすると、運転手さんが最寄で下ろしてくれます。 |
小笠原にはいたるところにハイビスカスが植樹されてます。 中山峠までは、小港海岸からおよそ20分。 ですが、ずっと上りでほとんどが階段です。 |
野生化したヤギ。いろいろと被害も出ているようです。 |
小港海岸です。綺麗な浜でした。 |
続いて、農業センターへ。 |
右はお解かりかと思いますが、左はなんだかわかりますか? なんとこれが"ハバネロ"なんだそうで.... はじめてみました。 真ん中はトックリヤシの実です。 |
中央と右は"パパイヤ"です。 |
ハバネロとトウガラシ |
バナナ |
次に小笠原神社へ |
神社ではお神酒とオレンジをいただきました。 美味でしたよ。ここが今年の初詣となりました。 |
扇浦海岸 |
海洋センターです。 |
いろいろと興味深い話を聞くことが出来ました。 カメの生簀の中に、脱色したようなカメがいたので、 研究員の方に「アルビノですか?」と尋ねたところ、 アルビノまではいかないけど、色の薄い固体であることは 間違いは無いようだとのお答え。 カメもアルビノに限らず奇形で生まれてくる割合が 結構高いのだそうです。こんなところにも汚染は進んでいるんですね。 この色の薄い固体も、子供の頃はもっと白かったそうで。 アルビノだと思ってたら、成長とともに色が濃くなってきたとの事。 アルビノの場合は、やはりなかなか成長するのは難しいそうです。 いろいろと話しているうちに、今日は放流があるっていう情報を 教えてもらいました。これは行かなくては.... お礼を言って、海洋センターを後にしました。 小笠原海洋センターについては、こちらをご覧ください。 |
海洋センターを後にして、ぶらぶらと海沿いを歩きます。 |
右の写真。こういう船でもバルバスバウって効果があるんでしょうか? |
ぶらぶら歩いていたら、後ろから来た車の方に呼び止められました。 声をかけてくださったのは先ほどの海洋センターの研究員の方。 放流するカメを連れて会場へ向かうとの事。 歩いていくと間に合わないから乗っていきませんかとのお誘い。 ありがたく同乗させていただきました。 |
放流は大村のお祭り広場の前の大村海岸で行われます。 大村海岸から見るいしかり |
放流会場の様子 |
放流されるカメたち。 2005/07に生まれた子たちだそうです。 今回の放流では60頭が放流されました。 毎年、夏とお正月に放流しているそうですが、 それ以外でもクルーズ船などが来ると、不定期に 放流をしているようです。 12/28に飛鳥が訪れた時も放流があったそうな.... |
ウミガメを持つ時は、前脚の後ろを写真のように持つのが正解だそうです。 |
海へ向かって一生懸命這って行きます。 ウミガメは、少しでも明るい方向へ歩いていく本能があるそうで、 海を意識して歩いているわけではないそうです。 通常の状態であっても、陸よりは海のほうが明るいのですが、 町に近い海岸だと、陸のほうが明るいため、生まれた小亀が 海側でなく陸側へ行ってしまうということがあるそうです。 この大村海岸でもウミガメは卵を産むそうなんですが、 そういう事情があって、この浜で産卵された卵は、 海洋センターの方々がすべて回収しているそうです。 |
ぞくぞくと海へ入っていきます。 最後に一匹だけ、なかなか海へたどり着かなかったのですが、 潮が満ちてきたこともあり、30分ほどかけて自力で海へ帰っていきました。 手助けするのは良くないそうな..... |
カメを見送った後、昼食へ。 今日はグルメ情報で気になっていた 「あかばの味噌汁」 を食べに「勘佐」さんへ。 私はお寿司をいただきました。 昨日の「島寿司」さんよりお寿司はおいしかったし、 料理もおいしかったんですが、調理人に問題ありでした。 お寿司を握っている最中に電話を掛けてるんですよ。 その電話を掛けた手で、再度手を洗うこともなく寿司を握ってる。 もう信じられませんでした。 おもわず店の中で調理師免許を探しちゃいました。 というわけで、こんな店、絶対お勧めしません。 |
嫌な気分で店を後にして、付近をそぞろ歩き。 |
中央が生協です。右はJAのショップ。 この二つは充実してます。 写真を撮り忘れてしまったんですが、生協の向かいにもスーパーがあります。 「スーパー小祝」 というお店なんですが、このお店では出店があって、 そこで食事をすることが出来るようになっています。 お正月ということもあり、 「カンパチの雑煮」 「カジキマグロの雑煮」 というメニューがメイン。どちらも\500-でした。 カンパチのほうが醤油仕立て。カジキの方は味噌でした。 食べたばかりだったので、この時は食べず。 明日の昼はこれにしようということにしました。 雑煮以外にも、 「さわらのづけ丼」 「まぐろのづけ丼」 というのがあって、これもどちらも\500-。 しかも弁当にもしてくれるとのこと。 今夜の食事はこれに決定。 |
島で唯一の自家製パンを売っている店。 なかなかおいしいパン屋さんです。 自家製お弁当も売ってます。 小笠原のお店はどこもそうでしたが、朝一番(少なくとも午前中)にいかないと、 お弁当の類(おにぎりやサンドイッチ等も)は売切れてしまいます。 現地での食料調達はなかなか難しい場所でした。 おがさわら丸といしかりの2隻が寄港していて、 常にない島外住民がいたせいもあるんでしょうけどね。 ちなみにお店があるのは父島ではこの大村地区だけです。 大村から一歩出てしまうと、食料調達は不可能です。 飲料の自販機もとても少ないので、大村を離れる時は、 そういった準備を怠らないようにしないといけません。 |
帰船の時間までまだちょっと間があったので、 夕陽の名所で名高い三日月山展望台へ行ってみることにしました。 |
三日月山展望台へ上っていく途中で見られる絶景。 天気が良ければもっと綺麗なんでしょうけど。 今回の旅ですが、朝方から昼ちょっとすぎまでは 良い天気だったんですが、いつも昼過ぎごろから曇ってしまって 青空が拝めませんでした。 |
三日月山展望台からの眺め。 夕陽が見たくても夕陽が見られる時刻になる前に 帰船しなければならないので見ることが出来ません。 船に帰らず島で宿を取らないとダメですね。 この展望台、ホントに絶景でした。 バスで途中までいけるんですが、バス停からも結構のぼらないと着きません。 大村から歩くと30分くらいはかかるでしょうね。 バス停からでも15分ほどかかります。 延々とのぼりです.... |
しばし堪能した後、大村へ戻ってきました。 くだりなので帰りはよいよい....(^^;) 左は海上自衛隊の小笠原駐屯地。右はセント・ジョージ教会です。 |
小笠原ビジターセンターへ寄って見ました。 |
歴代の小笠原関連の船の模型が展示されてます。 船マニア必見かな... |
このあたりでタイムアップ。 前述のスーパー小祝でづけ丼をテイクアウトして 通船に乗り込みました。 |
今日は船内イベントも盛りだくさんです。 まずは落語へ。 |
続いて「じゃんけん大会」と「ウルトラクイズ」の一次予選。 じゃんけん大会では賞品ゲットならず。 ウルトラクイズも私はあえなく敗退。 カミさんが予選突破したので、記念品をゲット。 いしかりのペーパークラフトでした。 |
本日の締めくくりはピアノコンサート。 普段もいしかりで演奏されている方だそうです。 和服でピアノ。大変そうでした。 |
日付 | 寄港地 | 到着 | 出港 |
2005/12/30 | 晴海 | 09:15 | |
2005/12/31 | 小笠原(父島) | 13:00 | |
2006/01/01 | 小笠原(父島) | ||
2006/01/02 | 小笠原(父島) | 16:00 | |
2006/01/03 | 晴海 | 20:00 |