Reports(2005/12/30 - 2006/01/03)"いしかり"で行く小笠原クルーズ乗船記


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太平洋フェリー"いしかり"で行く
年末年始・小笠原クルーズ乗船記
(2005/12/30〜2006/01/03)

父島二見湾内に停泊するいしかり。
いしかりShipData
全長×全幅
総トン数
最大速力
主機最大出力
旅客定員
車輌搭載能力
:192.5m×27.0m
:14,257t
:23.3kt(約43km/h)
:10,863kW(14,770馬力)×2基
:832名
:乗用車150台・トラック176台


プロローグ

何を思ったか、年末年始に出かけることにしました。
しかもクルーズ。
そもそもの発端は、PTSさんから送られてくるDMに
この"いしかり"の小笠原クルーズを見つけたことから始まったのですが....
一番廉価なクラスで一人あたり6万円。
まぁ値段なりだろうなぁと想像しつつも、行ったことが無い小笠原という
場所にも惹かれたので、決めてしまいました。
よくよく読んでみると、主催は"いしかり"を保有する太平洋フェリー
ではなく、"ナショナルランド"という旅行社らしい事もわかりました。
調べてみると、どうやら年末年始の太平洋フェリーの船舶を
使った小笠原クルーズは、すでに定番化している模様。
2005年頭に、新しい"きそ"が就航したこともあり、
今年から晴海からのチャータークルーズに"いしかり"が
投入されるとの事。(昨年は改装前の"きたかみ")
長年、クルーズシップオブザイアーのフェリー部門を連続受賞
し続けている同船への興味もあり、期待は膨らみます。

予約

もともとPTSさんのDMから知った情報だったので、ブッキングは
PTSさんにお願いしました。
おりしも旅行博の期間だったので、旅行博会場のPTSブースから
お願いしてしまいました....(^^;)

キャビンですが、こんな料金表でした。
 
■旅行代金       
クラス 1室
貸切
お1人様旅行代金(税込)
大人 子供

 スイート 2名  \320,000-  \320,000-
 セミスイート 2名 \300,000- \300,000-
 特等A 2名 \280,000- \280,000-
3名 \250,000- \250,000-
4名 \220,000- \220,000-
 特等B 2名 \260,000- \260,000-
 特等和室 2名 \260,000- \260,000-
3名 \230,000- \230,000-
 一等A 2名 \220,000- \220,000-
 一等B 2名 \220,000- \220,000-
 一等洋室 3名 \210,000- \180,000-
4名 \180,000- \150,000-
5名 \150,000- \120,000-
6名 \120,000- \90,000-
 一等和室 3名 \210,000- \180,000-
4名 \180,000- \150,000-
5名 \150,000- \120,000-


 A寝台 \100,000-
 B寝台 \80,000- \70,000-
 B寝台<女性専用> \80,000- \70,000-
 二等和室 \70,000- \60,000-
 二等和室<女性専用> \70,000- \60,000-
 エコノミーA \63,000- \53,000-
 エコノミーB \60,000- \50,000-
□子供とは3歳以上小学生以下の方です。 2歳以下の幼児は大人1名様に対し1名無料(ベッド・寝具なし)
□幼児をお連れのお客様には個室または二等和室をお勧めいたします。
□個室のご利用人数に変更があった時は、変更後のご利用人数で定められている 旅行代金を適用致します。旅行開始日から起算
 してさかのぼって20日目に当たる日 以降にご利用人数が減員した場合は、減員となる方は取消料が発生し、且つご参加のお客様は
 減員後のご利用人数で定められている旅行代金が適用となります。
□相部屋は、全室禁煙です。
□全クラス寝具セット(キルトケットまたは毛布、枕)をご用意しております。
□全クラス、船内施設の利用、食事などの区別はございません。

食事無しなので、2名での個室利用は割高感があります。
となると相部屋ですが....
エコノミーA,Bは大部屋らしく、これも居心地が悪そう。
寝台は、標準サイズではない私の体格には窮屈。
というわけで、二等和室に決定。
二等和室の場合は、8人部屋か16人部屋。
どちらになるかはわかりませんでした。

旅程

旅程は次の通り。

■旅行日程
日程 時間 スケジュール 食事 宿泊
2005年
1230日(金)
08:30
09:30
東京港(晴海客船ターミナル)集合。乗船受付開始。(〜09:00)
東京港(晴海客船ターミナル)出港。 ★各種船内イベントなど洋上生活をお楽しみください。
なし 船内
1231日(土) 12:00頃
13:00頃

16:30
小笠原・父島入港。
【通船は停泊作業完了後から約1時間運航します】上陸後自由行動。☆オプショナルツアー有。
※上陸用通船開始は13:00頃を予定しております。
通船にて帰船。 【帰船用通船 15:30頃〜最終便 16:30】
帰船後は、新年を迎えるカウントダウン!など船内イベントをお楽しみください。
なし 船内
2006年
 1
1日(祝)
07:00


16:30
【上陸用通船 07:00頃〜08:15】、自由行動。 ☆オプショナルツアー有。
通船にて帰船。 【帰船用通船 15:30頃〜最終便 16:30】
★★『海開きイベント&神事』(予定)★★ ※小笠原村観光協会主催
帰船後は、各種船内イベントをお楽しみください。
なし 船内
 1 2日(月) 07:00

16:00
【上陸用通船 07:00頃〜08:15】 出港まで自由行動。 ☆オプショナルツアー有。
通船にて帰船。 【帰船用通船 14:30頃〜最終便
15:30
乗船確認後、東京へ向け出港。帰船後★各種船内イベントをお楽しみください。
なし 船内
 1 3日(火)
19:45
★各種船内イベントをお楽しみください。
東京港(晴海客船ターミナル)入港。下船後解散。
なし
□食事は旅行代金に含まれておりません。船内バイキングレストランをご利用ください。料金は下記をご参照ください。
□気象・海況によりスケジュールが変更する場合もございます。
□クルーズフェリー『いしかり』は大型船のため、港に接岸できません。入港後、湾内ブイへの係留作業に約1時間程度要します。
□通船という島に上陸するための小型船舶を日程表記載の時間帯(予定)で運航致します。記載時間帯以外の通船運航はございません。
 通船所要時間は岸壁まで約5分程度です。また天候、海況状況により上陸できない場合もございます。
□「いしかり」への自動車搭載料金は、10,000円/台(税込)です。搭載料金は出発当日、晴海埠頭集合場所にてお支払い下さい。予約不要。
 また、自動車は小笠原では降ろすことはできませんが、船内では荷物を取りに行くことができます。尚、二輪車は搭載できません。
□オプショナルツアーは船内にて受付販売予定です。オプショナルツアー詳細については後日発表致します。
□「いしかり」は父島・二見湾内に停泊致しますが、東側を山で遮られるため、海上からの日の出をご覧になることはできません。

ポイントは、
・車が積める(しかも一万円。乗船中、車にアクセス可能)
・小笠原では接岸しない
・初日の出は見られない
・朝通船で上陸。夕方帰船なので、夕焼けや現地の夜のイベントには参加できない。
っていうあたりでしょうか。

出発前ドキュメント

乗船前2週間ほどになってから、書類が送られてきました。


なかなか親切な案内書でした。
併せて、小笠原のガイドブックも同梱されていました。

こんな書類も。

当日

12/30ということもあり、帰省ラッシュとの遭遇がちょっと心配。
我が家から晴海までは、中央高速八王子ICからというのが定番。
ラッシュにぶつかると、ICまでたどり着くのが大変。
ナビの渋滞情報を見ながら、最悪は国立府中ICまで下道かなと思っていたのですが、
なんという肩透かし。すいすいとICまでたどり着いてしまいました。
霞ヶ関までも目立った混みも無くすいすいと流れていってしまいました。
早すぎたので、勝鬨橋を渡った先にあるデニーズで朝食に。
"いしかり"の入港は8:00とのこと。
ちょっと早めにデニーズを出て、入港でも見物しようと8:00前に晴海に着いたのですが...
なんとすでに"いしかり"は接岸してました....
しばらくして、タラップが下ろされました。
ちゃんと養生するんですね....
乗船受付は船内で行われます。
車を持ち込む人はそのまま車で船内へ。
徒歩の人もこのタラップから乗船でした。
船内の様子
受付です。
"いしかり"の場合、乗用車は通常はFデッキ以下への搭載っていう
事なんでしょうけど、今回はDデッキとEデッキに積まれました。
受付はDデッキにあります。
乗船受付を済ませて船内へ。
キャビンは314号室でした。
8人部屋です。
乗船カードは紙でした。
さて、クルーズの始まりです。

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クルーズ旅程

日付 寄港地 到着 出港
2005/12/30 晴海   09:15
2005/12/31 小笠原(父島) 13:00  
2006/01/01 小笠原(父島)    
2006/01/02 小笠原(父島)   16:00
2006/01/03 晴海 20:00  
寄港地をクリックするとその日の乗船記に飛びます。


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