クルーズのベストシーズンについて
・気候
船は、基本的に全天候型の乗り物で、とりわけクルーズ船として使われている船であれば、
エアコンディションなど当たり前。外がどうであろうと、クルーズそのものは可能なわけですが、
そうはいっても、航行する地域の気候が、クルーズの快適度を左右する重要な用件であることは、
一般的な旅行と同じです。
クルーズの場合は、通常の旅行での気候条件に加えて、海の状態
ということも重要な考慮事項となります。
こうしたことを考慮した上で、地域別のクルーズシーズンを明らかにしておきたいと思います。
| Africa: |
通年。
強いてあげれば、
北アフリカは、5〜10月、
南は11月〜4月 |
| Alaska: |
5月〜9月 |
| Asia & Orient: |
10月〜3月 |
| Baltic: |
5月〜10月 |
| Bermuda: |
5月〜10月 |
| Black Sea: |
4月〜10月 |
| Canada: |
5月〜10月 |
| Caribibean: |
通年 |
| Hawai: |
通年。
ただし、冬(雨季)はあまり
お薦めできません。 |
| India and Southeast Asia: |
通年。
強いて言えば、11月〜4月 |
| Mediterranean: |
3月〜11月 |
| Mexico: |
通年 |
| New England: |
5月〜10月 |
| Panama Canal: |
9月〜5月 |
| South America: |
(North
Coast)通年 (Other)9月〜4月 |
| South Pacific: |
通年。
強いて言えば、11月〜4月 |
・クルーズの価格を決めるもの?
クルーズの料金は、例えば同じ航路で長期にわたって複数回のクルーズが行われているような場合、
日付によっていくつかのランクに区切られて複数の価格が存在します。
俗に言う、「ハイ・シーズン」とか「ミドル・シーズン」とか言われている物です。
こういった定期的なクルーズが行われるのは、上で述べたクルーズシーズンが、
比較的、長期間にわたる地域で行われることが多いと思います。
何故、価格差がつくのかを考えてみましょう。
ヨーロッパに於ける"ハイ・シーズン"の条件は、"よりよい日照"でしょう。
太陽を求めて、人は南へ向かう訳ですね。
ハイ・シーズンの特徴は、言うまでも無く
・クルーズ料金が高い
・人が多い(クルーズ参加者も寄港地である観光地も)
となります。
料金が高いということは後で述べますが、2番目についてはデメリットとしてだけの側面では語れないこともあります。
人が集まれば、通常ではない何かの催しが行われたりもします。クルーズ当事者にとっては、あくまで、偶発的な物ですけど、
遭遇確率は、通常シーズンよりは高いと考えられます。
また、人が多いゆえに、移動や案内など、そのマスに応じた対処が為されていることもあります。
(往々にして、ピークを考えると不足だったりするものですが...)
かきいれどきの商店などは、休業してたりすることも無いでしょう。
次に価格ですが、何もしなくても人が集まるから料金が高くても良いというのがハイ・シーズンの価格の一つの側面です。
でも、それだけでしょうか?
忘れてはいけないのは、クルーズというのは、パッケージ旅行であると言うことです。
つまり、パッケージの中身についてもチェックしなければならないわけです。
例えば西地中海を定期周遊するクルーズを行っている、コスタ・クルーズのビクトリアという船があります。
この船には屋内プールはありません。
※:注意
ご指摘をいただいたので追記します。(12/30)
ビクトリアはフィットネスセンター内に屋内プールはあります。
ただし、一般的な意味でのイベントを行えるような規模ではありません。
水中エアロビもできないような大きさです。 |
しかも、海水を汲み上げる方式で、汲み上げた海水を特に加温したりはしていません。
よって、それなりに外気温が高くないと、プールを快適には利用できないことになります。
プールを利用したアクティビティやレクリエーションの企画も外気温が低ければ催行するのは困難になります。
(勿論、代替になる物は提供されるでしょうが。)
前述のように、クルーズは"パッケージ"旅行です。パッケージの構成要素である施設に対して、
完全な施設利用が保障できなければ、価格は下がるのは当然であろうと考えます。
つまり、価格差があるということは、差をつける理由があるということなのです。
その価格差が発生している要因が、もし、自分のニーズに関係が無いとしたら、
価格差分は、まるまる自分にとっての利益として享受できると言い換えてもいいと思います。
何故安いのか、また、それは自分にとって許容できるものなのかを見極めることが、
自分にとってのベストクルーズを探す基本であると考えます。
所詮、旅行なんて嗜好の産物ですから、本来、万人にとっての"ベスト"なんてあり得ないと考えます。
最大公約数的なベターの集合要素の数で決まるような物でしょう。
むしろ、"これだけは許せない"が無ければ最低限OKということなのだと思います。
安いクルーズ、人が少ないクルーズ、どれも正解でしょう。何を優先させるかはその人の価値観ですから。
極論してしまえば、何時いかなる時でもその時なりの良さ、楽しみがあると考えるべきなのでしょう。
そのなかで、許せない物なり条件があったらそれは切り捨てるという選択で良いと思います。
・旅行ガイドについて
本来、旅行ガイドっていうのは、こういった「こういう不都合がある」っていう情報が明らかであることが、
当事者にとっては「よりよい情報」として語られるべき物だと思うのですが、
悲しいかな、世の中、そうはなっていないのが現状でしょうね。
「売らんかな」の美辞麗句ばかりが目立つから、"ベストは?"等という質問が出てくるのだ
と思うのですが.....