デジカメレポート( 2003/05/20 )EXLIM EX-S1インプレッション


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Casio EXLIM EX-S1インプレッション


QV-11以後、2代目のカシオデジカメ。
持っていることを意識させない薄さ、軽さに惹かれて購入。

カメラを意識されたくないような状況で
お手軽に撮るスナップカメラとして活用。

スペック


EX-S1(シルバー) EX-M1
価格 オープンプライス
撮像素子 1/2.7インチ正方画素原色CCD(総画素数:134万画素)
有効画素数 124万画素
記録画像フォーマット 静止画:JPEG(Exif Ver2.2)/DCF準拠/DPOF対応 動画:AVI
記録媒体 内蔵フラッシュメモリ(画像記録エリアは12MB)、SD/MMCメモリカード
記録画素数と枚数
静止画
記録画素数
(Pixels)
撮影画質 ファイルサイズ 内蔵メモリ
(12MB)
SDメモリカード
64MB
1280×960 FINE 約680KB 約16枚 約82枚
NORMAL 約460KB 約24枚 約126枚
ECONOMY 約250KB 約43枚 約220枚
640×480 FINE 約190KB 約57枚 約294枚
NORMAL 約140KB 約75枚 約386枚
ECONOMY 約90KB 約120枚 約618枚
ピクセルジェネレーター使用時 ※ソフトによる補間処理で200万画素相当のファイルを作成します。
1600×1200 FINE 約1050KB 約10枚 約53枚
NORMAL 約710KB 約15枚 約79枚
ECONOMY 約370KB 約30枚 約154枚
動画(EX-M1は音声記録可能)
記録画素数
(Pixels)
一度に記録可能な
最長時間
ファイルサイズ 内蔵メモリ
(12MB)
SDメモリカード
64MB
320×240 30秒 約150KB/秒
(15frame/秒)
約1分20秒 約6分50秒
※松下電器産業(株)製の64MBカードの場合です。撮影枚数はメーカーによって異なります。
音声記録 最大30秒
音楽再生機能 形式:MP3(MPEG-1 Audio Layer3)
ボイスレコード 形式:WAV(約4KB/秒)
約50分(内蔵メモリ)
消去 1画面単位、全画面一括消去可能(メモリープロテクト機能付き)
レンズ F2.5、f=5.6mm 35mmフィルム換算:約37mm相当 焦点調節:固定焦点
撮影可能距離 約1m〜∞
ズーム デジタル:4倍
露出制御 測光方式:撮像素子によるマルチパターン測光、制御方式:プログラムAE
露出補正 −2EV〜+2EV(1/3EV単位)
撮影関連機能 静止画撮影、セルフタイマー撮影(作動時間10秒)、夜景モード、
動画撮影 動画撮影(音声記録可能)、
音声付き静止画撮影
シャッター CCD電子/メカシャッター併用、シャッタースピード:1/4〜1/8000秒
ホワイトバランス 自動/固定(4モード)/マニュアル
内蔵フラッシュ 発光モード:自動発光/強制発光/発光禁止/赤目軽減 切替可能 連動範囲:1〜2m
モニター 1.6型TFTカラー液晶…84,960(354×240)画素
ファインダー 液晶モニター/光学式ファインダー
時計機能 日付・時刻:画像データと同時に記録
入出力端子 USBクレードル接続端子(EX-M1ではリモコン接続端子兼用)
電源 専用リチウムイオン充電池
電池持続時間 連続再生時:約1時間50分
連続撮影時:約1時間20分(約480枚)※液晶ON時
連続再生時(MP3オーディオ再生):
約5時間30分
連続録音時:約1時間20分(ボイスレコード)
サイズ/重量
(電池・メモリカード
含まず)
幅88mm×高さ55mm×奥行き11.3mm
(突起部除く)/約85g
幅88mm×高さ55mm×奥行き12.4mm
(突起部除く)/約87g
付属品 リチウムイオン充電池、USBクレードル、専用ACアダプター、USBケーブル、ストラップ、CD-ROM
液晶リモコン/ステレオヘッドホン

良い所、悪い所

使ってみて解る事も有ります。
もっとも特徴的と思われる部分を上げてみます。

良い所
・起動がとにかく速い
・シャッターラグは感じられない。
・130万画素とは思えない画質
・AWB優秀

悪い所
・電池の持ちがとにかく悪い。
・クレードル経由の充電ではOKだが、バッテリを外部充電器で
充電していると、カメラ設定(年月日まで)がリセットされてしまう
・起動時に液晶がONなのが気に入らない。
OFFにしてても、電源を入れなおすとリセットされてしまう。
・固定焦点の限界はあり。
風景には向かない。
・クレードル経由で接続できないパソコンあり。
・拡張性無し
・デジタルズームは使えない
・接写性能無し


現在の役どころ

メモカメラとして活用しようと購入。
しかしながら、致命的な欠点としてバッテリの持ちが悪く、
安心して使えない。
PowerShot S10復帰のトリガーとなる。

現在、メモカメラとして時々出動。

常時、VGA/FINEで撮影。


総括

発売当時は唯一無二の存在だったが、
同種のコンパクトが製品として増えてきたので、
押し出されてしまう可能性大。

コンセプトは良いが、細かいところが煮詰めきれていない
ような印象が強いカメラです。
ファームアップなどで、改善できそうな項目も
あるので、改善されるようであれば、延命するかも。


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