デジカメレポート( 2003/05/20 )Panasonic LUMIX DMC-FZ1インプレッション


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Panasonic LUMIX DMC-FZ1インプレッション


12倍ズームに一目ぼれ。
触ってみると、これが又良い。
軽い操作感、殆どお任せのフルオート。
さすがビデオの松下さんといいたくなるような
手ぶれ補正機能。
一眼レフ感覚のビューファインダー。

200万画素機である事を許容できれば、
交通系趣味人最強のデジカメといっても過言ではない。

とまで評価している超お気に入りカメラです。

200万画素機ゆえのファイルサイズをいい事に、
すっかりスナップカメラとして定着してしまいました。

スペック

品番 FZ1
レンズ 構成 ライカDC VARIO-ELMARITレンズ 8群13枚
(非球面レンズ3枚4面)
光学ズーム 12倍
デジタル
ズーム
単写時最大3倍/連写時最大2倍(光学ズームと合わせて 単写時最大36倍/連写時最大24倍)
開放絞り値 全域F2.8
焦点距離 f=4.6-55.2mm(35mmフィルムカメラ換算:35〜420mm相当)
撮影可能範囲 通常:W端 30cm/T端 120cm〜∞
マクロ/かんたんモード時:W端 5cm/T端 120cm〜∞
コンバージョンレンズ
対応
○ (MCプロテクター、NDフィルターのみ)
カメラ有効画素数 200万画素
撮影素子 1/3.2型CCD 総画素数211万画素、原色フィルター
フォーカス フォーカス
モード
通常/マクロ(モードダイヤル)、ノーマル/スポットAF(スポットモード)切換え
コンティニュアスAF(AF連続動作)切換え
記録 ISO感度 オート/50/100/200/400
ホワイト
バランス
オート/晴天/曇り/白熱灯/セットモード
露出 プログラムAE
撮影モード かんたん/通常撮影/マクロ/ポートレート/スポーツ/流し撮り/夜景ポートレート/動画
露出補正 1/3EVステップ、±2 EV
オート
ブラケット
1/3〜1EVステップ、3枚
測光方式 インテリジェント評価測光/スポット測光(スポットモード時)
シャッター
スピード
8-1/2000秒
セルフタイマー 10秒/2秒
オートレビュー 1秒/3秒(ON/OFF可)
レビュー 4倍/8倍 拡大表示可能
クイック削除
画質調整 ナチュラル/標準 /ヴィヴィッド
画像ファイル
形式
静止画/JPEG(DCF/Exif2.2準拠)、DPOF対応、
音声付き静止画/JPEG(DCF/Exif2.2準拠)+QuickTime
動画/QuickTime Motion JPEG
記録画素数
(静止画)
1600×1200画素、1280×960画素、640×480画素
*かんたんモード時はクォリティとセットで切換え
(引き伸ばし、サービス版、インターネット)
画質モード ファイン/スタンダード
動画撮影
(音声付)
320×240画素、秒10コマ連続、記録時間はメモリーカード容量に依存
連写撮影 4コマ/秒
(スタンダード最大 7枚/ファイン最大 4枚)
音声付き
静止画撮影
5秒
アフレコ 最大10秒
フラッシュ 発光モード オート/赤目軽減オート/強制発光/赤目軽減スローシンクロ/発光禁止
フラッシュ
撮影範囲
0.3〜2.1m(広角側)、1.2〜2.1m(望遠側)
ファインダー 電子ビューファインダー(EVF)、 視度調整付き(-4〜+4dioptor)視野率100%
液晶モニター 1.5型 11.4万画素 低温ポリシリコンTFT液晶、視野率100%
再生 再生モード

9画面再生、ズーム再生(最大16倍)、音声付静止画再生、音声付動画再生、DPOF設定※1、プロテクト設定、 スライドショー(SDスライドショー対応)、 リサイズ、トリミング、撮影情報表示、 SD携帯メール添付用画像作成(320x240画素へのリサイズ)、携帯電話(au/Tu-Ka)・feel H"・H"画像転送

削除 1枚削除/複数削除/全画像削除
記録メディア SDメモリーカード/マルチメディアカード
インターフェース DC入力、AV出力(NTSC/PAL)、USB、シリアル(携帯電話接続用)
電源 リチウムイオンバッテリーパック(付属、7.2V,680mAh)、バッテリーチャージャー/ACアダプター(付属、100-240V 対応)
電池寿命※2 液晶モニター撮影;約100分/200枚
ファインダー撮影;約120分/240枚
外形寸法 幅約114×高さ約70.3×奥行き約83.3mm(突起部を除く)
質量 約318g(本体)、約350g(メモリーカード、バッテリーパック含む)
付属ソフト SD Viewer for DSC、PictureStageイメージアップローダー、ArcSoft PhotoBase、ArcSoft PhotoImpression、ArcSoft Panorama Maker、,ArcSoft PhotoPrinter、USBドライバー、QuickTime、Acrobat Reader
※1 液晶に表示される日付データをプリント時に自動的に表示させる事はできません。必要な場合は同梱のSDビューワー等、アプリケーション側で日付プリントを可能にするソフトがインストールされているパソコン等で操作して下さい。また、プリントサービス店等でプリントされる場合、カメラ側でDPOF設定を行ってもDPOFでの日付印刷指定は出来ませんので必要な場合は事前にサービス店にご相談下さい。
※2 30秒ごとに1枚撮影、2回に1回フラッシュフル発光、25 ℃

良い所、悪い所

使ってみて解る事も有ります。
もっとも特徴的と思われる部分を上げてみます。

良い所
・なんといってもx12ズーム
・ちゃんと動く手ぶれ補正
・見た目程悪くない携帯性
・AF、AWB優秀
・電池の持ちが良い。

悪い所
・暗所が苦手。ノイズまみれになるケース多し
・フレアが目立つ事あり。逆光は苦手?
・付属ソフトは使い勝手悪し。
・電源ONで、ズームがかならずワイド端になってしまう。
・アダプタ付属は良いが、プラスティック製はいただけない。
・TVでもAVでもいいので、どちらかの優先モードが欲しかった。
・デジタルズームは使えない


現在の役どころ

何かカメラを持っていこうと考えた時に、
一番手に持っていくカメラ。
撮るぞという力が入っていない時に使う私にはまさに"ケ"のカメラです。

船内写真や、寄港地観光の常用カメラです。

常時、LARGE/FINEで撮影。


総括

スペックを大胆に割り切り、一点突破型の
ウリでおしまくって作られたカメラ。
その魅力は、百難を隠してしまいます。

EX-S1と正反対でコンセプトが見事に製品に結実している例。
このカメラの代わりはありません。
モデルチェンジまでは、確実に私の中ではメインストリームです。


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