PowerShot G3アダプターレポート
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アダプタとは?
通常のカメラであればあってしかるべき
フィルター装着用の溝(ネジ)なんですが、
ことデジカメに関していうと、殆どの機種に
この溝がありません。
G3も例外ではなく、レンズの周りには
何もありません。
理由は様々なんでしょうが、なんにしても
とても不便です。
では、どうするのかというと、
実は、G3の場合は、実際のレンズ鏡筒の
更に外側部分がカバーになっています。
これを外して、同じ仕組みで、フィルタ用の
ネジ山が切られた専用のカバーを装着します。
これがアダプタです。
キヤノンの場合は、ワイドコンバージョンレンズや、
テレコンバージョンレンズ、各種フィルタは、
このアダプタのネジ山を使って取り付けます。
種類
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当然ながら、キヤノンの純正アクセサリ
として、このアダプタは提供されています。
トップの写真の一番左側が純正品です。
フィルタ径は58mm。
ちょっと安っぽい感じのする樹脂系の素材で
作られています。
これで別に過不足はないのですが、
純正品のくせに本体との外装色のバランス
が、どうも今ひとつです。
探してみるとあるもので、サードパーティで
このアダプタが出荷されています。
私が購入したのは、
"LensMate"
という会社の製品です。
ここは、G1,G2,G3と、メーカー純正品とは
ちょっと異なるアプローチで、各々の専用アクセサリを
作っている会社です。
上の写真の、右二つが、その製品です。
金属製で、真ん中の物が純正品と同じ58mm径、
右端が、52mm径のフィルタネジを持っています。
58mmは解るとして、何故、52mmなのでしょうか?
キヤノンの純正コンバージョンレンズは、58mm径なのですが、
世の汎用コンバージョンレンズは52mmの物が多いんですね。
これに対応させてやろうという製品な訳です。
ご多分に漏れず、私もレイノックスのワイコンが52mm径です。
ありがたく使わせて貰うことにしました。
装着ノウハウ
装着には特に注意はありません。
純正アダプタと同じです。
![]() 通常の状態 |
![]() レンズカバーを取り外した状態 |
![]() 純正品装着状態 |
![]() LensMate製58mmアダプタ装着 |
![]() LensMate製52mmアダプタ装着 |