デジカメレポート( 2003/05/26 )Panasonic SV-PT1 インプレッション


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Panasonic SV-PT1 インプレッション


メディアストレージと呼ばれるカテゴリに属する
用品になります。
SDカードスロットと、TYPE-IIのPCカードスロット
をもち、PCカードスロットに、TYPE-IIのHDDカード
を挿して使います。
購入時点で、5GBのHDDカードが付属しています。
バッテリ駆動が可能で、外出先で、
SDカードのバックアップを取ることが出来ます。

スペック

仕様
外形寸法 約73mm×107.5mm×25.8mm(突起物を除く) 
質量(約) 約250g(バッテリーパック、ハードディスクを含む) 
電源 バッテリー:DC3.7V、980mAh
ACアダプター:4.8V、1000mAh 
ストレージメディア 種別:1.8インチハードディスク(PC Card [Type2]準拠)
容量:5GB 
消費電力 コピー時:2.2W、ピーク時:2.9W
(512MBを10回連続転送可能。すべてバッテリー使用時) 
カードスロット SDメモリカードスロット×1、PCカードスロット×1、
[SDカードスロット対応メディア]
SDカード:8・16・32・64・128・256・512MB、
マルチメディアカード:8・16・32・64MB
[PCカードスロット対応メディア]
(PCカードアダプターなし)
モバイルディスク:2GB・5GB、
(PCカードアダプターあり)
SDメモリカード、マイクロドライブ:340MB・1GB、CFカード、スマートメディア、マルチメディアカード、メモリースティック
※各種カードに応じたPCカードアダプターが別途必要 
記録メディア [SDメモリーカードスロット]SDメモリカード、マルチメディアカード、
[PCカードスロット]PCカード(PC Card[TypeII]に準拠したATA対応メモリカード) 
再生対応データ JPEG:DCF Ver1.1 JPEG対応、JPEGベースライン:[4:4:4、4:4:2、4:2:0、4:1:1]、対応画素数:80×60〜5120×3840ピクセル、ファイルサイズ:7MB以下(JPEG時)
Motion JPEG:先頭画面表示、QuickTimeのみ対応
TIFF(非圧縮):RGB非圧縮ファイルを対象 
転送スピード (SD→HDD)
1.9MB/秒、512MBのSDメモリカード約260秒(※)
(HDD→SD)
1.3MB/秒、512MBのSDメモリカード約380秒(※)
※512MBのSDメモリカードに2MBのJPEGファイルを245枚、合計490MB記録し、そのJPEGファイルのバックアップを実行 
PCインターフェース USB V1.1(パルク転送) 
出力信号 [NTSC/PAL]NTSC/PAL(※)の切換えは「COPYモード」にて行う。デフォルトはNTSC
[コンポジット/S映像]同時出力
※NTSCは日本や北米のTV方式、PALはヨーロッパなどでのTV方式。 
端子 USBミニプラグ、DCIN、S/V OUT 
対応OS Windows98SE(※)、Windows Me、Windows2000 Professional、Windows XP Home Edition、Window XP Professional 
画像再生 インデックス表示:24画面(4×6)
アルバム表示:3×2.3×3画面表示
スライドショー:画面切り替え効果設定(ノーマル、ワイプ、スプリット、ブラインド)(2秒、5秒、10秒)
日付検索:日付設定機能付き
画像回転:左右90度回転)
ズーム:(×2、×4)
画像消去:選択、一括 
付属品
CD-ROM(Windows 98専用USBドライバー、JPEGアドインソフト)、映像ケーブル、USB接続ケーブル、バッテリーパック、ACアダプター、1.8インチ5GB HDD、PCカードHDD専用ケース、キャリングケース、ハンドストラップ

電源投入
バッテリ残量が表示されます。
メニューボタンを押すと
このようになります。
更に一段入るとこのメニュー
です。
付属のTYPE-II HDD-PC
カードです。
PCカードスロットは
底部にあります。
HDDカードの残容量が
表示されます。
SDカードスロットです。
ビデオ出力、SDカードの
フォーマットも出来ます。
勿論、HDD PCカードの
フォーマットも可能です。
電源を切った時点です。

良い所、悪い所

使ってみて解る事も有ります。
もっとも特徴的と思われる部分を上げてみます。

良い所
・バッテリ駆動は、必要充分な時間稼動できる。
・ビデオ出力ができるので、ノートPCが無くても、出先で
画像確認が大画面で出来る。
・汎用HDD PCカードなので、メディア入換えが楽。

悪い所
・SDカードのみというのが、訴求力が弱い。
・動作時は、固定して使うという制約あり。


現在の役どころ

この機械を有効に活用する為、
CFのデジカメをすべてSD->CFアダプタ利用による
SDカード運用に切り替えました。
EOS10D以外は、すべてSDカードで運用しています。
512MBのSDカードがもう少し安価になれば、EOS10Dも移行しようか
と思わせるくらい、便利な機械です。

この機械の導入前までは、ある程度の期間、自宅へ戻れない場合は、
出先へのPC持参は必須でしたが、この機械のおかげで、
PCを持参する必要が激減しました。
メディアが一杯になったら、バックアップを取って
メディアは初期化。そのまま再利用という
運用になります。


総括

現在、いろいろなメディアストレージが出荷されていますが、
HDD PCカードを利用する本機は、PC転送の際に、カード経由での
高速転送が出来ます。ケーブリングをする必要がありません。
又、大手メーカーの製品ですから、サポートも安心です。


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