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幻の客船ハウステンボス
2005/09/20

Copyright © 2005, PUNIP
せなうんさんの解説
1988年、長崎オランダ村はハウステンボスプロジェクトの海上輸送を担当する会社「ZEEクルーズ」を設立。既に復元建造した「観光丸」の他、中世のポルトガル船、明代の中国帆船、それに幕末の伝習艦「咸臨丸」を建造して、世界でもユニークな「動く博物館」を実現しようとしていました。更に、長崎〜仁川〜上海〜香港〜高雄〜長崎間に25,000トンの客船を建造、アジア諸国からハウステンボスへの集客を図る計画も検討されましたが、時代がまだ早かったようです。イラストの客船は空想のものですが、当初ZEEクルーズが持っていた夢が詰まっています。

PUNIP解説
現代の船では珍しいカウンタースターンや東インド会社のマークを模したファンネルマーク、広い開閉式のリドエリアなど、実現していればとても素敵なクルーズ船になったことと思います。 ペーパークラフトを雰囲気を少しでも出せればと思って描いてみました。 いつの日かこの船が現実のものとなり、若者の希望を載せて航海にでる日を夢見ています。

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