Reports( 2003/08/27 )プリンセスクルーズ・スタープリンセス アラスカインサイドパッセージクルーズ乗船レポート 07/14


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プリンセスクルーズ・スタープリンセス
アラスカインサイドパッセージクルーズ
乗船レポート by "SATO"さん

2003/07/14 ジュノー


ヘリコプターで行くメンデンホール氷河ツアー
(2時間15分・・・飛行30分、氷原滞在25分 $199)

乗船日に渡されていたツアーのチケットを持って、
埠頭でツアー番号とツアー名のボードを待っている係りの人に声を掛けると、
乗るバスを教えてくれます。

バスで15分ほどのヘリポートへ行き、
車中で説明されたように救命胴衣を着用し、
氷河用ブーツを借りて靴の上に履きます。
(足のサイズを聞かれます)

車中で名前と体重を答えたものを参考に、
ヘリの座席を割り振られます。
基本的には女性を前に座らせてくれるようです。
我が家は、行きは男性としては痩せ型の主人と小柄な白人女性が前で、
帰りが私と白人女性が前でした。
(他の男性2人は大柄なので前に2人座れないようです)
やはり前の方が視界が良いので、2人共前に座れた我が家はラッキーでした。

上空から緑の山々の間に氷河が見えてきて、
近づくと深い切れ込みのある氷河が見えて、迫力がありました。

氷原ではその場を少し歩いてみたり、
パイロットが皆のカメラで順番に写真を撮ってくれます。
4機が一緒に飛び立ったのですが、着陸地点は別々にして、
氷原を見渡しても他のヘリは見えずに、
この広い氷原にこの6人とパイロットだけしか居ない、
と言った感じを味あわせてくれました。

・帰りは上空から<スタープリンセス号(右上)や他の船>を見ることができ、初めてのヘリコプター搭乗に大満足でした。

左:レディアンス・オブ・ザ・シー号 右:ラインダム号
曇天でしたが、風が無かったせいか、ヘリコプターはセスナに比べて殆ど揺れず、
小さな揺れる乗り物には弱い私でも、全く問題ありませんでした。
(高いところは大好きなので)


夕刻のホエールウォッチングツアー
(3時間半 バッフェ付 $129)

ヘリツアーから戻って、2時間後に参加しました。
その間にバッフェで夕食を済ませていたので、
船内で用意されていた食事は全く食べられませんでした。
大皿10皿位と、お肉を切り分けてくれるような、結構ちゃんとした食事でした。
バスで25分位で到着し、まだ新しいカタマラン船(写真は船内から写した同型の船です)に乗船し、
席には2人に1個の割合で双眼鏡が置いてありました。
早くに乗船したので、最前列を確保できて、眺めは最高でした。
1階は室内で、座席と真ん中に食べ物のテーブルがあり、
後ろの方にワインまであるバーカウンターがあり、
小さな貸切パーティー船のようでした。
これまた、全く揺れなくて、水面は撫でたように綺麗でした。
今回心配していたヘリもこの船もこんなに揺れなくて快適だなんて、
嬉しい大誤算でした。

30分位進んだ所で船長から鯨が見えますと言うアナウンスがあり、
上部デッキに移動して鯨見物となりました。
今回は2頭が何回も姿を現してくれて、たっぷりと見ることが出来ました。
離れていたので良くは解りませんが、あまり大きな鯨では無いように思いましたが、
肉眼で潮を吹くのが見える程度の大きさでした。
デジカメの写真では見つけてからシャッターを押しても、
既に海中に入ってしまった後の水飛沫を写すのがせいぜいでしたが、
動画では出たり入ったりの場面が写せて嬉しかったです。

ビューポイントへ行く途中には、岩の上に居るアザラシ、
大鷲、イルカ、ピョンピョン跳ねる鮭なども見ることが出来ました。

このツアーは、もし鯨を見ることが出来なかったら$100返金しますと約束しているくらいなので、
見られる確率が高いのでしょう。
騒がしく話す人も居ない船内の窓際で、
滑るように水面近くを走りながら、ゆったりと景色を眺めていると、
周りの人も感じなくなるような、不思議な感覚を経験しました。

約1時間位デッキで見物する時は寒いので、
行かれる方はご注意下さい。もちろん、1階の室内でも見物できます。


日付 寄港地
2003/07/12 シアトル
2003/07/13 インサイドパッセージ
2003/07/14 ジュノー
2003/07/15 スキャグウェイ
2003/07/16 トレーシーアーム
2003/07/17 ケチカン
2003/07/18 ビクトリア
2003/07/19 シアトル

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