Reports( 2005/06/25 )ダイアモンド・プリンセス アラスカインサイドパッセージクルーズ乗船レポート 05/21


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ダイアモンド・プリンセス
アラスカインサイドパッセージクルーズ
乗船レポート by "ととろ"さん

2005/05/21 シアトル


乗船地・・シアトルは雲が低く垂れ込めて、なにやら妖しげな雲行き。
港にはさすがに「ワア!」驚きの声が出てしまった程、大型の客船が我らを待ち受けておりました。
船は真っ白に輝いて素晴らしいけど、乗船までのセキュリテイが。
がらんどうのでっかい建物の中で順番待ち。
乗客数2600人という船ですから、かなり時間がかかりました。

そうそう、セキュリテイといえば、『シアトル空港』もアメリカですから最近は厳しい。
左手の人差し指、次右手と指紋を取られ、小さなカメラに向かってにっこりはしなくていいけど、
写真を撮られ、でも税関のおじさんが『クルーズかい?楽しんでおいで』と言ったような
(英語ですからね、こっちが勝手に解釈)
そんな感じでにこっとしてくれて。いい気分で。”笑顔は万国共通です”
但し日本人の曖昧微笑はあまりよくないけど。
はっきり楽しげなフレンドリイな笑顔と単語で、
なにやら会話らしきムードになって意思の疎通がちゃんと出来るから不思議ですねえ。
パスポートもテレビのタレントさんみたいに、化粧前化粧後の変わり映え全くなしのオバンですから、チラッとみて終わり。

いよいよ乗船、心はわくわくタラップを上る。
ロビーが目に入った。映画タイタニックの世界が目の前に。
すぐに昼食、バイキング方式。
かなりの種類の料理、このレストランにはかなりお世話になった。
ここは24時間オープン、飲み物・食べ物などは自由にセルフだから、
果物やケーキを部屋に持ち帰る事も可能。

その後日本人だけ劇場に集合。
常時この船に乗っている若いお嬢さんのツアーコンダクターYさんから、
避難訓練の説明。わたしゃ、半分以上寝てました。飛行機一睡もしないで、頭ん中真っ白。

シアトルから乗船、初めは穏やかな海が〜〜。部屋のプライベート・バルコニーから
部屋に落ち着いて、これがまあ、船の部屋とは思えない程広い。
33平米だから約10坪。それにプライベート・バルコニーがついて真っ白な小さな椅子とテーブル。9階です。
下を見ると車や人が小さく小さく見えます。
甲板が16階。最上部は18階までエレベーターで。
船の端から端まで歩くと290メーター。
わが家からだと約300メーター歩くと何処に?って考えるとやっぱり大きい。

部屋の一部、プライベート・バルコニーから海が見える。右は船のロビー

『キャア、素敵、ほら海が、島が、街が』とはしゃいでいるうちにだんだん天候が。
雨が降り出しました。そういえば、コンダクターさんが「今夜はちょっと揺れるかも」なんていってたなあとは思ったけど。
自慢じゃないがくねくね山道でも酔ったことのない私は、
船酔い経験ありの夫サンに「酔い止めの薬飲んだら」とか、こまめに世話焼いて。
お風呂もシャワーもOK。
念のために持参した物干し用のロープもちゃんとついていたし。
水も豊富にでる。荷物整理して暫くはわが家となる部屋見回し、シャワーも浴びて一休み。
夕飯は日本人ツアー客13名が私達のツアーで、添乗員さんがレストラン予約。
フルコース、同じテーブルの方達と簡単に自己紹介して、前菜から注文「お、美味しそうだ」
(日本語のメニューがありましたよ。ツアー代には食事は含まれる。)
スープ、サラダ、主菜、それに飲み物(これは自己負担)もそれぞれにビールやワイン注文して。
楽しい夕餉となりました。味もいいし。雰囲気も。

初日から迷子にならぬよう、真剣に(笑)気をつけながら、船内散策。
長い長い廊下を通って無事部屋へ。ここまではよかったんですが、後がねえ。
夜中の不気味なローリングにだんだん気分が悪くなって
『私は船に強いのに』とは思っても現実は。
翌日朝食抜き、フルーツだけちょっと、とうとう薬飲んでダウン。
寝不足も重なったんですね。
夫サンは何故かさわやか、元気、食欲旺盛。横目で恨めしげに見ていた私でした。



日付 寄港地
2005/05/21 シアトル
2005/05/22 インサイドパッセージ
2005/05/23 ジュノー
2005/05/24 スキャグウェイ
2005/05/25 トレーシーアーム
2005/05/26 ケチカン
2005/05/27 ビクトリア
2005/05/28 シアトル

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