Reports( 2005/06/25 )ダイアモンド・プリンセス アラスカインサイドパッセージクルーズ乗船レポート
05/24
ダイアモンド・プリンセス
アラスカインサイドパッセージクルーズ
乗船レポート by "ととろ"さん
2005/05/24 スキャグウェイ
スキャグウエイからトレーシーアームへ。
大型客船では船の上にいることすら忘れてしまう筈なのに、
何故か初日太平洋の荒波に揉まれて、かなりの人が船酔いに〜〜
こりゃあ、幸先よくないなあの予感もちらりと脳裏を掠める。
が、元気になれば船内のショップ、デッキ、テイールームなど探検。
夜は音楽やカジノを楽しんで次なる寄港地スキャグエイへ。
やはりゴールド:ラッシュで沸いた町。
(1898年には人口2万人。プラス村の周りのテント生活者1万人)
今は人口1000人足らず。選んだツアーは『ホワイト・バスまでの列車の旅』
標高1000m目指して、深い山間や雪の山、滝などの大自然を眺めながら可愛い列車。
私達はこの頂上までだったが、
Yさん夫婦は更にここからカナダに入国。
湖の点在する景観が見事だったと聞き、
ツアーの選択を間違ったなと後悔。
しかしホワイトバスまでの展望は一見の価値があった。
さて、翌日は待望のトレーシーアーム。
念願の大氷河が目の前で見れるぞ、と張り切って『シャンペン・ブレックファースト』を頼む。
海の彼方を小さいけれど氷山が緑色に光りながら浮かんでいた。
さあ、明日の朝は氷河に囲まれ、目の前に高く聳える大氷壁の中で過すのだと、
出立直前に読んだSATOさんのレポートの写真とともに頭の中に焼きつき期待に胸は高鳴った。
が、早朝部屋のバルコニーに出るとあたりは一面霧の中、
何一つ見えない。
『えっ』・・・船長さんのアナウンスが無常に響く。
『濃霧のためフイヨルドには入れません。この侭ケチカンへ向かいます』
嗚呼!(この嘆きの漢字を何回使うことになるの?)
『アラスカ屈指の絶景氷河に囲まれた』夢見た光景は〜〜濃霧の中へ。
バルコニーでシャンペン傾けながら周りの絶景に感動している筈のととろは
『寒いから中でいいよね』
この日のシャンペンは苦かったぁ。
この日だけは、私の切り替え上手楽天家気質も鳴りを潜めたのでアリマシタ。
旅行会社も”お気の毒に”と思ったのか、
急遽日本人だけの『キッチン見学』を。
そりゃあ、見事なほどに清潔で磨きぬかれたピカピカステンレスの工場みたいなキッチン。
でも・・・氷壁の代わりに広く光る金属を見てもなあ・・・
皆様、この日のととろに深いご同情を。
おまけに夫さんとはぐれて、
夫サンはこの見学も置いてきぼり食っちゃった。
(小声で〜ゴメン)
シャンペン・ブレークファースト
「お〜い、氷河よ〜。」の筈が...
廊下もこんな風でしたよね。
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