Reports( 2005/12/30 )"いしかり"小笠原クルーズ乗船記(12/30 晴海)


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"いしかり"小笠原クルーズ乗船記
(2005/12/30 晴海乗船)

晴海を出港した"いしかり"。ついているタグの船名が"ASUKA"なのはご愛嬌?
受付を済ませて船内へ。
314号室というのは、Cデッキ船尾側にある、本来はドライバーズルーム
として使われている部屋のようです。部屋は絨毯敷き。
一人当たり一つずつのキルトケットと枕が置いてありました。
船内は暖房が良く効いていて、夜具についてはそれほど必要は
感じないほどでしたが、絨毯の上に直接寝るのはさすがに硬すぎました。
車に積んでいた毛布を持ち込んでこれを敷いて、二人で2枚あった
キルトケットの1枚を敷いて1枚を掛け毛布に。
それでもまだ硬かったですから。
マットレス持込が正解かもしれません。

いしかりの船内レイアウトです。

客室には、クルーズ期間中のスケジュール冊子が配られていました。
通常のクルーズならデイリーの船内新聞というところですね。

禁止事項や船内マナーにいろいろ書かれてますが.....
ぜんぜん守られていませんでしたね。
その件についてはおいおい....

本日のスケジュールです。
オプショナルの申込み、落語くらいでしょうか....
ちなみに、船内テレビとミニシアターは、
こんな番組になっているようです。
相部屋にはテレビがありません。
テレビを見るにはパブリックスペースになります。
Cデッキのプラザに2台。Cデッキ中央ホールの両舷に1台ずつありました。

荷物を置いて落ち着いたところで、出港の様子を見物に。

"いしかり"って晴海初入港だと思ったんですが、意外と見物客は少なかったですね...

そうこうしている内に、出港時間となりました。
この日は船のCGで御馴染みのPUNIPさんが見送りに
来てくださってました。ターミナルから見た出港の様子は
PUNIPさんのBLOGに掲載されています。
併せてご覧ください。
部屋へ戻りがてらちょっとスナップ。

このあと、車とキャビンを数回往復して、必要な荷物を
運びました。乗船時は車両甲板から客室甲板への移動は
階段のみ。エレベータは閉鎖されていました。
2箇所の階段を使って、上り下りおのおの専用となっていました。

先に述べたように、この船旅では食事が付いていません。
これがいわゆる"クルーズ船"でのクルーズとは違うところ。

船内レストランの献立予定です。
12/31の夜と1/1の朝は特別メニューであることは
事前に教えていただいていたので、今回の我々のプランは、

12/30 昼、夜->持ち込み食料
12/31 朝->持ち込み食料
昼->上陸して島で
夜->船内レストランで
1/1 朝->船内レストランで
昼->上陸して島で
夜->島で調達して持ち込み
1/2 朝->持ち込み食料
昼->上陸して島で
夜->島で調達して持ち込み
1/3 朝->持ち込み食料
昼->船内レストランで
夜->下船後に外で

というものでした。
携帯用食料(おにぎり、パン、カップめん)
携帯用飲料(カップスープ、コーヒー、紅茶、ジュース、水)
などを車に積んでいました。
ざっと見渡したところ、売店や自動販売機の価格は陸上と同じ。
船内補充も充分可能なようです。

最初のイベント「酔い止め講座」に出席した後、
キャビンではなくパブリックスペースで持ち込んだ食料で昼食。
まだこの頃はパブリックスペースもそれほど混乱はしていませんでしたが、
それでも空きスペースを探すのに苦労しました。
大部屋をアサインされた乗客が、パブリックスペースに
溢れています。相部屋では客室にいろっていうのが無理っていう位
のスペースしかアサインされていませんから(畳一畳分も無い)、
これも至極当然の成り行きでしょう。

スケジュールを見てみると、小笠原でのオプショナルの
予約整理券の配布があるらしい。

行って見ました。
なんだか皆さん適当に腰掛けちゃってます。
こんな状態で、どうやって整理券配るんだろうなぁ〜と
不思議に思ってたら、なんのことはない、いきなり舞台前で
配り始めちゃいました.....

当然大混乱。
ナショナルランドスタッフのいい加減さが
最初に現れた場面でした。
以後、スタッフの行動には、首を傾げる場面
が多々登場することになります。
舞台前に座っていたので、なんとか34番という
整理券をゲット。希望のツァーが取れるでしょうか?


さて、オプショナルです。

なにせ初めての地なので、とりあえず、さらっと周ってくれる
ツァーがいいなということと、やはり海が見たいということで、
希望のツァーは海中公園ボート観光と島内バス観光の二つ。
でも定員を見ると競争率が激しそう。
はたしてバス観光は私の前であえなく満員。
1/2午前のボート観光のみ申込となりました。

落語まで時間があります。
船内探検に出発。

Cデッキ後部のトイレ。トイレには紙コップが常備されています。
流しの水は飲用可でした。

Cデッキ後部のB寝台が並ぶ通路。
ナショナルランドのスタッフもここを使っていた模様。
中央は男湯。余程のことがないかぎり、清掃時以外はオープンしてました。
朝湯、夕湯、夜湯とだいたい3回利用してました。
熱めのお湯で、私好み。
湯船は2つに分かれていて、ひとつはジェットバスです。
サウナもありました。
右は、Cデッキの"プラザ"。
左右に分かれて、左舷側は喫煙可能エリアです。

左:プラザ脇にある自販機コーナー 中央:プラザの看板 右:ゲームコーナー
皆、Cデッキです。

左:ゲームコーナーその2 中央:マッサージ室 右:エントランスホールのソファスペース
これも皆Cデッキ

給湯室は各デッキ前後部にだいたい設置されてました。
紙コップとティーバッグ(日本茶と紅茶)が常備。

左:Bデッキインフォメーションホール 右:唯一のエレベータ

左:各所にこういった絵が飾られています
中央:普段は下に見える定期航路の地図なんでしょうけど、今回はその上に
小笠原方面の航路図がかけられていました。現在地はピンズで示されてます。
右:レセプション脇に記念撮影用の制服と制帽がおいてあります。

左:レセプション 中央:寄港地プレート 右:フェリーオブザイアーの盾

中央の絵は違いますが、船内各所に柳原画伯の絵があります。

左:レセプション横の様子。携帯電話の充電器があります。
右:ヨットクラブ。ここで軽食を取ることも出来ます。

レセプション横には絵葉書と乗船記念スタンプがありました。
絵葉書は数に限りがあったらしく、クルーズ後半にはなくなっていました

ヨットクラブのメニューです。

左:夕食の告知 右:売店

ヨットクラブのピアノ

良い天気です。

落語を見にシアターへ。
なにせ娯楽が少ない船内ですし、初日はイベントもほとんど無いという訳で
ここ定員56名なんですが、大盛況大入りで、通路にまで
人が座り込んでます。倍以上入っている感じ。
部屋の温度は急上昇。

落語は11代目金原亭馬生のお弟子さんで二つ目の馬治師匠。
落語1席と、江戸時代の庶民生活の解説という二本立て。
これで5日間、毎日違う演目でヤルとの事。
なかなか面白かったので、残りも見なくっちゃ。

この後、持ち込んだ食料とお酒で食事兼宴会。
寝る前にお風呂に入ってバタンキューでおやすみなさい....

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クルーズ旅程

日付 寄港地 到着 出港
2005/12/30 晴海   09:15
2005/12/31 小笠原(父島) 13:00  
2006/01/01 小笠原(父島)    
2006/01/02 小笠原(父島)   16:00
2006/01/03 晴海 20:00  
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