晴海を出港した"いしかり"。ついているタグの船名が"ASUKA"なのはご愛嬌?
受付を済ませて船内へ。
314号室というのは、Cデッキ船尾側にある、本来はドライバーズルーム
として使われている部屋のようです。部屋は絨毯敷き。
一人当たり一つずつのキルトケットと枕が置いてありました。
船内は暖房が良く効いていて、夜具についてはそれほど必要は
感じないほどでしたが、絨毯の上に直接寝るのはさすがに硬すぎました。
車に積んでいた毛布を持ち込んでこれを敷いて、二人で2枚あった
キルトケットの1枚を敷いて1枚を掛け毛布に。
それでもまだ硬かったですから。
マットレス持込が正解かもしれません。
いしかりの船内レイアウトです。
客室には、クルーズ期間中のスケジュール冊子が配られていました。
通常のクルーズならデイリーの船内新聞というところですね。
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禁止事項や船内マナーにいろいろ書かれてますが.....
ぜんぜん守られていませんでしたね。
その件についてはおいおい.... |

本日のスケジュールです。 |
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オプショナルの申込み、落語くらいでしょうか....
ちなみに、船内テレビとミニシアターは、
こんな番組になっているようです。
相部屋にはテレビがありません。
テレビを見るにはパブリックスペースになります。
Cデッキのプラザに2台。Cデッキ中央ホールの両舷に1台ずつありました。
荷物を置いて落ち着いたところで、出港の様子を見物に。
  
"いしかり"って晴海初入港だと思ったんですが、意外と見物客は少なかったですね... |
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そうこうしている内に、出港時間となりました。
この日は船のCGで御馴染みのPUNIPさんが見送りに
来てくださってました。ターミナルから見た出港の様子は
PUNIPさんのBLOGに掲載されています。
併せてご覧ください。
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部屋へ戻りがてらちょっとスナップ。
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このあと、車とキャビンを数回往復して、必要な荷物を
運びました。乗船時は車両甲板から客室甲板への移動は
階段のみ。エレベータは閉鎖されていました。
2箇所の階段を使って、上り下りおのおの専用となっていました。
先に述べたように、この船旅では食事が付いていません。
これがいわゆる"クルーズ船"でのクルーズとは違うところ。
船内レストランの献立予定です。
12/31の夜と1/1の朝は特別メニューであることは
事前に教えていただいていたので、今回の我々のプランは、
12/30 昼、夜->持ち込み食料
12/31 朝->持ち込み食料
昼->上陸して島で
夜->船内レストランで
1/1 朝->船内レストランで
昼->上陸して島で
夜->島で調達して持ち込み
1/2 朝->持ち込み食料
昼->上陸して島で
夜->島で調達して持ち込み
1/3 朝->持ち込み食料
昼->船内レストランで
夜->下船後に外で
というものでした。
携帯用食料(おにぎり、パン、カップめん)
携帯用飲料(カップスープ、コーヒー、紅茶、ジュース、水)
などを車に積んでいました。
ざっと見渡したところ、売店や自動販売機の価格は陸上と同じ。
船内補充も充分可能なようです。
最初のイベント「酔い止め講座」に出席した後、
キャビンではなくパブリックスペースで持ち込んだ食料で昼食。
まだこの頃はパブリックスペースもそれほど混乱はしていませんでしたが、
それでも空きスペースを探すのに苦労しました。
大部屋をアサインされた乗客が、パブリックスペースに
溢れています。相部屋では客室にいろっていうのが無理っていう位
のスペースしかアサインされていませんから(畳一畳分も無い)、
これも至極当然の成り行きでしょう。
スケジュールを見てみると、小笠原でのオプショナルの
予約整理券の配布があるらしい。
行って見ました。
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なんだか皆さん適当に腰掛けちゃってます。
こんな状態で、どうやって整理券配るんだろうなぁ〜と
不思議に思ってたら、なんのことはない、いきなり舞台前で
配り始めちゃいました.....

当然大混乱。
ナショナルランドスタッフのいい加減さが
最初に現れた場面でした。
以後、スタッフの行動には、首を傾げる場面
が多々登場することになります。
舞台前に座っていたので、なんとか34番という
整理券をゲット。希望のツァーが取れるでしょうか? |
さて、オプショナルです。
なにせ初めての地なので、とりあえず、さらっと周ってくれる
ツァーがいいなということと、やはり海が見たいということで、
希望のツァーは海中公園ボート観光と島内バス観光の二つ。
でも定員を見ると競争率が激しそう。
はたしてバス観光は私の前であえなく満員。
1/2午前のボート観光のみ申込となりました。
落語まで時間があります。
船内探検に出発。
  
Cデッキ後部のトイレ。トイレには紙コップが常備されています。
流しの水は飲用可でした。 |
  
Cデッキ後部のB寝台が並ぶ通路。
ナショナルランドのスタッフもここを使っていた模様。
中央は男湯。余程のことがないかぎり、清掃時以外はオープンしてました。
朝湯、夕湯、夜湯とだいたい3回利用してました。
熱めのお湯で、私好み。
湯船は2つに分かれていて、ひとつはジェットバスです。
サウナもありました。
右は、Cデッキの"プラザ"。
左右に分かれて、左舷側は喫煙可能エリアです。 |
  
左:プラザ脇にある自販機コーナー 中央:プラザの看板 右:ゲームコーナー
皆、Cデッキです。 |
  
左:ゲームコーナーその2 中央:マッサージ室 右:エントランスホールのソファスペース
これも皆Cデッキ |
  
給湯室は各デッキ前後部にだいたい設置されてました。
紙コップとティーバッグ(日本茶と紅茶)が常備。 |
  
左:Bデッキインフォメーションホール 右:唯一のエレベータ |
  
左:各所にこういった絵が飾られています
中央:普段は下に見える定期航路の地図なんでしょうけど、今回はその上に
小笠原方面の航路図がかけられていました。現在地はピンズで示されてます。
右:レセプション脇に記念撮影用の制服と制帽がおいてあります。 |
  
左:レセプション 中央:寄港地プレート 右:フェリーオブザイアーの盾 |
  
中央の絵は違いますが、船内各所に柳原画伯の絵があります。 |
 
左:レセプション横の様子。携帯電話の充電器があります。
右:ヨットクラブ。ここで軽食を取ることも出来ます。 |
 
レセプション横には絵葉書と乗船記念スタンプがありました。
絵葉書は数に限りがあったらしく、クルーズ後半にはなくなっていました |

ヨットクラブのメニューです。 |
  
左:夕食の告知 右:売店 |
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ヨットクラブのピアノ |

良い天気です。 |
落語を見にシアターへ。
なにせ娯楽が少ない船内ですし、初日はイベントもほとんど無いという訳で
ここ定員56名なんですが、大盛況大入りで、通路にまで
人が座り込んでます。倍以上入っている感じ。
部屋の温度は急上昇。
落語は11代目金原亭馬生のお弟子さんで二つ目の馬治師匠。
落語1席と、江戸時代の庶民生活の解説という二本立て。
これで5日間、毎日違う演目でヤルとの事。
なかなか面白かったので、残りも見なくっちゃ。
この後、持ち込んだ食料とお酒で食事兼宴会。
寝る前にお風呂に入ってバタンキューでおやすみなさい....
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クルーズ旅程
日付 |
寄港地 |
到着 |
出港 |
2005/12/30 |
晴海 |
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09:15 |
2005/12/31 |
小笠原(父島) |
13:00 |
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2006/01/01 |
小笠原(父島) |
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2006/01/02 |
小笠原(父島) |
|
16:00 |
2006/01/03 |
晴海 |
20:00 |
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